Midwest Aging Consortium 2024参加録

 Midwest Aging Consortium 2024に参加してきましたので,簡単に参加録です。細胞老化随伴分泌現象(senescence-associated secretory phenotype:SASP)に関する研究が大半を占めていた印象があります。SASP因子がどのように制御されているか,どのように作用するか,なぜ発生してしまうのか,等に関する課題でして,自分のような神経活動の加齢変容を研究している研究者はほとんどいませんでした。というか,そもそも神経系を専門に研究している人すらまばらだった気がします。基本的には生化学と分子生物学的なアプローチが主流でした。電気生理学的なアプローチをメインとしているのは自分だけだったと思います。そもそも少しでも電気生理学データがある研究ですら,私を除けば1件だけでした。というわけで,かなりアウェイな学会でしたが,学ぶところは多かったです。

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