GCaMPによるアーティファクト2
2024年4月7日の記事でも紹介したんですが,また別の論文でGCaMPのアーティファクトの可能性が報告されています(論文は こちら )。GCaMPのシグナルが活動電位のタイミングと不一致であるという論文は過去に多くありますが,これらの論文ではあくまで活動電位のタイミングと不一致であるという主張でしかありませんでした。しかし,このシリーズの論文ではGCaMPのシグナルはアーティファクトであると断言してしまっているのです。GCaMPを使って研究している人にはとってはどうにもこうにもという感じでしょう。このシリーズの論文と書きましたが,最初は,2017年のeNeuroが最初だと思います(論文はこちら)。掲載誌はeNeuroといえど,著者勢は業界の重鎮ばかりです。第2弾は 2024年4月7日の記事でも紹介したscientific reports 掲載の論文です(論文はこちら)。