授業の件

 計算論的神経科学の授業の件,昨日のカリキュラム委員会会議で話題に出たのですが,そもそも計算論的神経科学の授業が必要と考えているカリキュラム委員会のメンバーが学科長を除いて他にいないようです。計算論的神経科学の概念的導入を授業で行うことは,とても難しそうです。ちなみに個人的には計算論的神経科学の概念的導入は非常に重要と考えており,自分の研究室の内部向けには毎年時間を取って話をしています。もちろん,あくまでも研究室の内部向けなので,これを公式な授業に発展されることは途方もない時間を費やす必要があります。昨日のカリキュラム委員会会議の感触だと,このまま研究室の内部向けに留めておいた方がいいと判断しました。やらないと決めることの方が難しいですが重要ですよ。やりたいことはたくさんあってもそれぞれ本気でやろうと思えば膨大な時間がかかりますし,そもそも本業は研究です。本業の研究ですら完全に時間が足りない状態ですから。

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