2023

 2023年はとにかく論文をたくさん出します。機は熟しています。正直2022年に投稿すべきだったかもしれませんが,まとめ方の方向性というかデータの解釈に困難がありました。最終的には素材の味で勝負するしかないと思います。自他論文問わず文章でどんなにすごい概念化を実施したとしても,結局,読み手がそれをデータに基づいて合意して納得してないと引用に反映されないことが多いと思います。読み手はシビアです。特に引用に使う場合,引用のされかたはデータだけで決まってる気がします。この点に関しては自分の論文だろうがノーベル賞受賞者の論文だろうが忖度無しで引用されていますし,自分もそうしてます。結果として,ものすごく引用されていても,その論文のメインの主張に関してはほとんど無視されているということは全く珍しくないことだと思います。もちろん文章ですごい概念化をするとエディターやレビュワーに対してはインパクトを与えることは出来ますから実施すべきですが,引用される時の文脈は,読み手がデータを見た時の解釈に依存します。何が言いたいかというと,自分がどうするかは棚上げして,言い方を悪くすると文章で盛ると論文を通すときには得するかもしれませんが,当たり前ですが,結局はデータが全てだということだと思います。

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