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科学技術分野文部科学大臣表彰(若手科学者賞)

I am truly honored to receive the MEXT Young Scientist Award for 2025! I am deeply grateful to all those who have collaborated with me in my research endeavors. This recognition motivates me to continue dedicating myself wholeheartedly to both research and education.  この度,令和7年度文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞したことを報告させていただきます。これまで研究活動を支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。この受賞を励みに,今後も睡眠や加齢変容をモデルとした脳機能の解明と制御の研究に邁進し社会に貢献できるよう努めてまいります。 ちなみに,このブログ,以前の記事だと,今後は英語専用にするつもりで日本語のブログは別に用意と書きましたが,まだ用意できておりませんので,いったん,このブログを英語と日本語の並列表記で運営していきます。

謹賀新年

 謹んで新年のお喜びを申し上げます。さて,2025年の元旦,なんとあろうことにも,論文の再投稿作業を実施しておりまして,先ほど無事に再投稿完了しました。エディタからもメールに,We are pleased to inform you that we expect that it will be acceptable for publication following further revision and possible re-review.とあったことから,まぁ間違いなく今回の再投稿で受理されるでしょう。そう考えると良いスタートではないでしょうか。ところで,このブログですが,この記事以降,今後は英語専用にするつもりです。日本語のブログは,また別に用意しようと思います。日本語の読者の皆様は,是非とも,そちらをフォローアップください。

Youtube腕時計レビューで1番良いと思った

 Youtubeは様々な商品レビューで溢れています。各配信者は様々な目的というか意図をもってして商品レビューをしております。私がよく閲覧する商品レビューは,腕時計,釣具,ランニングシューズ,テクノロジー系のガジェット(ハードウェア)です。逆に私が全く閲覧しない商品レビューは,健康系(食品,サプリ,器具など),ファッション系,ソフトウェア系です。健康系(食品,サプリ,器具など),ファッション系,ソフトウェア系を閲覧しない理由は,これらは自分の体験性がより重要だからです。もちろん腕時計,釣具,ランニングシューズ,テクノロジー系のガジェット(ハードウェア)も自分の体験性が重要なわけですが,これらは自分で体験しなくても,かなりの情報量を得るこることが出来るか自分で体験するのがそもそも難しいというのがあります。さて,話を戻しますが,こういった商品レビューで,スポンサー案件というかアフィリエイト収益があまりにも露骨な場合(少しはあっても然るべきとは思いますが),また,あまりにもフィーリング重視というか個人的な感想重視で,もしくはあまりにも独断と偏見が過ぎ贔屓が露骨なレビュー(エンターテインメント目的で意図的にやっている場合が多いことは理解していますが)も情報量として有益でないと思い見る気を失います。そういった中で,腕時計レビューで1番良いと思ったYoutubeがありました。My watches with Benという人のチャンネルです(全く面識も何もありません,たまたま見つけただけです)。この人の腕時計レビューは素晴らしい。特に良いと思ったのが,航空時計438モデルを8時間40分弱かけて1つ1つレビューしている動画です。もちろん8時間40分視聴してませんが,自分がマイウォッチベスト5にもノミネートしたナビタイマーやスピードマスターの紹介のところだけ見ましたが,本当に素晴らしいと思いました。情報量が定量的なんです。話し方も素晴らしいですが視覚的なプレゼンテーションも非常に優れていると感じます。時計の嫌いな部分を言及する時も客観的な説得力があるような基準を設定して解説しています。たとえ,その時計を所有している人が見たとしても全く嫌な気分にならないと思います。ちなみに,私のマイウォッチベスト5の記事でも,ベスト5圏外になったブライトリング アベンジャーアメリカ海軍士官学校モデ...

12年間のマイ釣具

  先日,私が今年気になった時計ベスト5を紹介しましたが,釣具については,別アイディアでいこうと思います。具体的には,12年間のマイ釣具を振り返るというアイディアです。12年間のマイ釣具を振り返り,その年で最高と思ったものを紹介するというスタイルにしてみます。ただし,リアルタイムでゲットしたアイテムのみです。 2012年 オリムピック GVICMC-654M, GVICMS-644L,  アブガルシア REVO LT オリムピックは今はなきサンスイ新宿店で見かけて造りの良さに感動した記憶があります。REVO LTの衝撃もすごかった。自分にとってはじめてのベイトフィネスリールだったので余計にすごい衝撃だったと思いますが,そうでなくてもあの性能であの価格というのは当時のベイトフィネスリールの中では圧倒的なコスパだったと思います。究極のベイトフィネスリールT3エアや,日本国旗が印象的なZillion Jドリームも2012年に発売されているわけですが,私はバス釣りを再開したばかりでアンテナ低くどちらもリアルタイムで知らなかったです。 2013年 13 イージス 1003RH この年は13 イージスの単独受賞です。1000番台のスプール,2500番台のボディ,2000番台のローターという一見アンバランスにも感じる組み合わせが記憶に残るモデルでした。 2014年 エバーグリーン ライトキャバルリー,14ステラ 2014年はエバーグリーン ライトキャバルリーと14ステラの2つが最高だったと思います。ライトキャバルリーはエバーグリーンのツーピースバスロッドということで衝撃的でしたし,14ステラは個人的には今でも最高だと思っています。 2015年 15イグジスト&15ルビアス この年のイグジストとルビアスは私の中ではいまだに最高のデザインです。あれからイグジストもルビアスも何回かモデルチェンジしていますが,15イグジスト&15ルビアスが好き過ぎて全く新調する気が起きません。 2016年 16スティーズSV TW この年はスティーズSV TWの単独受賞です。いまだに記憶に新しい,スティーズのメジャーアップデートというかフルモデルチェンジが起こった年です。初代スティーズから数えて10年目のフルモデルチェンジ,すごすぎましたね。 2017年 17スティーズ スティーズにハ...

Type XX審美眼

 Type XX(タイプ 20)は1950年代にフランス軍が制式採用航空時計として定めた仕様書に基づいて作られたモデルのことですが,ブレゲのType XXが有名というかType XXといえば代名詞的にブレゲという感じの認識だと思います。しかし実際にはそんなことなくDodane, Vixa, Airainなど各種メーカーがこぞって製造していました。Mathey-TissotもType XX規格の製造をブレゲの依頼で受託したそうで,現在でも,その名残なのかオマージュモデルを機械式とクォーツの両方で販売していますし,Massena LabやHemelなどの小規模メーカーも,Mathey-Tissotのオマージュモデルをアレンジしコラボモデルとして発表しています。また,ムーブメントメーカーとして有名なLanderonもタイプ 20を販売しています。かなり前置きが長くなってしまいましたが,自分の審美眼に合うType XXは,現状新品として入手可能なものとしてはクォーツのMathey-Tissotのオマージュモデルか,Landeronのタイプ 20しか無いということが言いたいのです。私にとって理想のType XXはブレゲの57年製のNo.2988か,59年製のNo.3945なのです。なぜかというと,これらは,Type XXとして最もよく認知されているツーカウンタークロノグラフではなく,12時間積算計が追加されているスリーカウンタークロノグラフだからです。いわゆる第3世代のアエロナバル,これもスリーカウンタークロノグラフではありますが,ベゼルが厚すぎます。重厚なベゼルの時計が嫌いというわけではないのですが, Type XXに限っては初期の標準的な厚みのベゼルが私の審美眼的に最も美しいと思うのです。また,No.2988の復刻版的な扱いのブレゲの2067があると思うのですが,忠実に復刻すればいいものを,なぜかケースサイズを42ミリに拡張して自動巻き仕様にして,おまけに日付表示機能まで追加されていて,私の審美眼的には論外にも程があります。そういうわけで,自分の審美眼に合うType XX,現状入手可能なものとしてはクォーツのMathey-Tissotのオマージュモデルか,Landeronのタイプ 20しか無いなのです。厳密に言うと,クォーツ仕様のMathey-Tissotのオマー...

2024年マイウォッチベスト5

 私が今年気になった時計ベスト5を紹介します。 1位 ブライトリング ナビタイマー B02 クロノグラフ 41 コスモノート(PB02302A1B1A1) 2位 G-SHOCK, グラビティマスター (GR-B300-1A4JF) 3位 G-SHOCK, MR-G フロッグマン (MRG-BF1000B-1AJR) 4位 オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル (310.30.42.50.04.001) 5位 レイモンド・ウェイル,ミレジム オートマティック クロノグラフ (7765-STC-50651) 1位のコスモノートは2024年はじまってすぐに出た世界限定250本の方じゃなくて最近リリースされた日本限定200本の方です。個人的には完璧なデザインですね。世界限定250本の方はコスモノートなのに自動巻き仕様なのでナンセンスと感じましたので。2位のグラビティマスターも個人的には完璧なデザインですね。強いて言うならブルートゥース接続ボタンの柄だけ気に入りませんが,正面からは見えないのでギリギリ許容範囲です。3位のMR-G フロッグマンも素晴らしいと思いますが,短針のデザインだけ気に入りません。最新の限定800本のMR-Gに採用されている 短針のデザインだったら最高だったのにと思います。でも最新の限定800本のMR-Gはトータルのデザインで見るとMR-G フロッグマンには個人的には及ばないかなと思いました。4位は白文字盤のスピードマスターですが個人的には黒文字盤のスピードマスターとは全く別物に見えます。黒文字盤のスピードマスターは全く良いと思わなかったのですが,白文字盤のスピードマスターは良いと思います。白色の質感は本当に良いと思います。しかし相変わらずブレスレットは気に入りません。5位のレイモンド・ウェイルのミレジムは3針モデルが出た時から良いと思っていましたが,今年は新色かつクロノグラフで素晴らしい限りです。新色のデニムブルーは最高ですね。しかし,カーフストラップ&ピンバックルの組み合わせはどうしても気に入りません。デリケートな革バンドがあまり好きではないのです。特にカーフは柔らか過ぎるし質感が自分には合いません。革バンドならカーフより硬い質感のコードバンでDバックルが好きです。以上が私が今年気になった時計ベスト5でした。ベスト5に...

オメガ スピードマスター パイロット

 オメガ スピードマスター パイロット (332.10.41.51.01.002)なるものが発表されておりますが,かなり賛否両論あるみたいです。例えば文字盤のサイケデリック配色です(航空計器の姿勢指示器がモチーフだと思います)。往年のフライトマスターを想起させるようなサイケデリック配色を良しとする評価,あまりにもダサいする評価に二分されるそうです。また,40.85mmで設計されたケースサイズは良いとする評価が多いようですが,厚さ14.7 mmは厚すぎるという評価がありました。確かに厚さ14.7 mmは厚いですね。ブライトリングのナビタイマーですら厚さ13.6 mm,IWC インヂュニアなんて厚さ10.7 mmです。もちろん14.7 mmより厚い時計はたくさんありますが,ほとんどのモデルが厚さ13.5 mm以下の他のスピードマスターと比べたら厚いので,相対比較的に厚いという印象をもたれてしまったのではないでしょうか。あと,ツーカウンターのクロノグラフも賛否両論あるようでした。個人的にはスリーカウンターのクロノグラフが好きですが,このモデルについてはツーカウンターでもカッコ良いと思いますけどね。私的にはオメガのスピードマスターといえばムーンウォッチですが,今回はオメガ スピードマスターのパイロットウォッチ的な解釈のようです。ちなみに私の知る限り日本語のメディアではほとんど紹介されていないように見えますが,このモデルは民間モデルでして,実は先行してアメリカ空軍向けモデルがあります。アメリカ空軍向けモデルは少なくとも現状は一般販売されておりません。さて,この一般販売されないアメリカ空軍向けモデルのスピードマスター パイロットですが,こちらは文字盤のサイケデリック配色が大幅に地味目な色調になっていて,だいぶ良いのです。航空時計は軍用モデルと民間モデルの両方があることが多いですが,自分は民間モデルの方がかっこいいと思うことが多いです。しかし,今回のスピードマスター パイロットにおいては圧倒的に一般販売されてないアメリカ空軍向けモデルがかっこいいと思います。ちなみにスピードマスター パイロットの軍用モデルと民間モデルの違いは文字盤の配色だけではなく時計のケースバック(裏蓋)も違います。民間モデルはスピードマスター伝統のシーホースですが軍用モデルはアメリカ空軍にちなん...